よくテレビで亜鉛が大事と紹介されていますが、あなたは亜鉛の効能を詳しく知っているでしょうか?
一般的には亜鉛が不足すると味覚が変わってしまい、今まで美味しく食べていたものも美味しく感じなくなったり、年齢の割に老けて見えてしまったりという事が言われています。
そこで今回は、亜鉛が持っている効能で一般的には知られていない情報を紹介していきます。
ですので、今回の情報を知っておくと、身近な方で認知症の方や自分自身も認知症になりたくないと感じている方、さらにはいつまでも若々しくいたい、と考えている人が今後どのような栄養を摂れば良いのかを知ることができます。
今回の情報は知っている人の方が少ないので、ぜひ職場の方や自分の両親などに教えてあげてください。
今回紹介する内容は「亜鉛を摂ると脳機能が上がる」「亜鉛は寿命を伸ばす」という研究をもとに紹介していきます。
まず亜鉛と脳機能の関係から。
これはメタ分析(最も信憑性が高い研究結果)から紹介します。
結果は「亜鉛を摂った人は血中のBDNFが上昇した」とのことです。
BDNFとは、正常な認知機能のサポートと維持に役立つ物質のことです。
つまり、亜鉛は脳機能を高めてくれるので、積極的に摂ったほうがいいという事になります。
そして次は、亜鉛と寿命について。
もう一つの研究では、「亜鉛の摂取量が多い人はテロメアが長い」とのことです。
テロメアとは老化の抑える役割があり、これが長いほど老化しにくくなるという事になります。
つまり、亜鉛を摂ることで老化が遅くなり、寿命にも繋がってくるという事になります。
亜鉛が多く含まれている食べ物としては、100g当たり
- 1位:小麦胚芽(15.9mg)
- 2位:牡蠣(13.2mg)
- 3位:からすみ(9.3mg)
- 4位:ビーフジャーキー(8.8mg)
- 5位:パルメザンチーズ(7.3mg)
- 6位:にぼし(7.2mg)
- 7位:たにし(6.2mg)
- 8位:ごま(5.9mg)
という感じになっています。
これを基準にして栄養素が不足しないようにしてみましょう。