[ヘルニアは切らずに治す]というようなタイトルの本を見たことがある方もいると思います。
「本を売れるようにするためのキャッチコピーなだけでしょ」
そう思ったことはありませんか?
私もヘルニアについて詳しく勉強する前まではそう思っていました。
しかし、様々な論文を読んである事がわかりました。
これは答えでもあるのですが、ヘルニアは切らずに治すのではなく、切らなくても治る人もいる。ということです。
どういうこと?
そう思いますよね。
人の体というのは自然治癒力といい、自分の体の異常を自分の力で治す事ができる機能が備わっているのです。
例えば、あなたは紙で手を切ったとしましょう。その時に大抵の人は絆創膏を張り傷が自然に治るのを待つかと思います。
これが自然治癒力というものです。
ではヘルニアなどの骨の異常も自然に治るのか、疑問に思いますね。
医療の世界にはオステオパシーという学問があります。
オステオパシーとはアメリカのA.Tスティル医師が公表したものになります
オステオパシーには4大原則があるのですが、その中の一つに
身体は自己調節、自己治療、健康維持能力を持つ。
という原則があります。
これは、人の体は元々自分の力で体を治す力を持っているという事を表しています。
つまり、傷を治すのも自分の体、骨を適切な位置に戻すのも自分の体ということになります。
話を戻しますが、ヘルニアの場合も同じです。ズレている骨を自分自身の体が自動で正しい位置に戻してくれるので、切らずに治すというのはこのことを言っています。
ですがこの自然治癒力が機能しない場合があります。
それは、筋肉の異常をきたすほどの固さや、関節の位置関係が大幅にズレている場合は自然治癒力が働かない事があります。
この状態が進行することで痛みや、痺れといった症状に変化してくるのです。
全ての治療に共通していることは、自然治癒力を高めるという事です。
当院の施術もそうですが、関節や筋肉の状態、更には過去の既往歴から本当の原因を特定して施術を行うことで痛みや痺れを改善に導くことができます。
もし現在、腰の痛みや、足の痺れなどでお悩みの方がいたら遠慮なく当院のLINEからご相談ください。
今回はこれで以上になります。
今後も実際にご来院いただいている方からの質問や、健康に関する知識を紹介していきますので定期的にチェックしてみてください。
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