あなたはこれまでに、日中に頭がボーッとして作業に集中できなかった。
という経験はありませんか?
これはもしかしたら自律神経失調症が原因の可能性があります。
自律神経失調症というものはここ数年の間に出てきた病名です。
昔は「根性がない」「気合が足りない」と人格を否定されるような言葉を言われたという人もいるのではないでしょうか?
しかし、近年ではこれは立派な病気だということが判明してきて、それに対する治療も出てきています。
これはうつ病とはまた違う症状ですので、「自律神経失調症=うつ病」ではないということをまずは理解する必要があります。
自律神経失調症の主な症状は以下の通りになります(厚生労働省のサイトにも記載)
- 動悸がして、汗が異常に出る
- 消化器系の不調(便秘、下痢、腹痛など)が起こりやすい。
- よく頭痛やめまい、立ちくらみ、耳鳴りなどになる。
- 手足のしびれや、震えたりすることが頻繁におこる。
- 胸やけや胃もたれなどがある。
- 好きな食べ物に対しても食欲がわかない。
- 肩こりや腰痛などに悩んでいる。
- 睡眠の質が下がったり寝付きが悪くなる
うつ病の主な症状は以下の通りになります(厚生労働省のサイトにも記載)
- 些細なことで怒りやすくなる
- 眠れない
- 食欲がない
- 頭が痛い
- 感情を感じない
- 生きている実感がない
- 悪い方向へと想像してしまう
- 自分が悪いと思い込む
- 死にたいと思う
一見すると自律神経失調症とうつ病は見分けることが難しいように思いますよね。
簡単に説明すると、
自律神経失調症が進行するとうつ病になるというイメージです。
ではなぜ、自律神経が乱れてしまうのか?
これはあなたが普段使っているスマホやテレビ、SNS、他にも職場環境や対人関係など原因が様々です。
特に現代の流れとして、SNS等で他人が今何をしているかがわかったり、他人を評価するという風潮があります。
そういった心理的な要因も自律神経には影響を与えてしまいます。
これには交感神経と副交感神経が関係してきます。
交感神経とは、何かに集中したり興奮している時に活発になる神経です。
副交感神経とは、リラックスしている時に活発になる神経です。
イメージとしては、アクセルが交感神経、ブレーキが副交感神経のイメージです。
この2つの神経のバランスが崩れてしまうことで自律神経失調症になるのです。
もしこのように体のだるさや頭がぼーっとするようなことがある方は、まずはこれらのことを疑ってみてください。
当院でも自律神経の施術は行っていますので、原因不明の体の辛さでお悩みの方は勇気を出して一度ご連絡いただけたらと思います。
今後もこのように体についての知識や日常で役に立つ情報を配信していきますので、定期的にチェックしてみてくださいね!
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