文京区・白山の整体なら「満足整体院 白山院」

腰痛という悩みを抱えている皆さん、いつも腰の痛みに悩まされているあなたへ向けて、今回のテーマは「腰痛にスロートレーニングは効果的なのか」について解説していきます。

年代を重ねるにつれて頻繁に訪れる腰痛、一体どう対処すればよいのでしょうか。
その答えの一つが、「スロートレーニング」かもしれません。

スロートレーニング、あなたはこれをご存知ですか?

その名の通り、超ゆっくりとした動作で行う筋トレのことを指します。
トータルの筋トレ時間は短く、時間に追われるあなたにも取り入れやすいのが特徴です。

しかし、ゆっくりとした動作だからといって侮ることなかれ、実際に行うとなかなかに厳しいトレーニングなのです。

そこで参考になるのが、2001年にジョージワシントン大学が行った実験です。

14人の女性を二つのグループに分け、一方は普通の筋トレ、もう一方はスロートレーニングを10週間ほど行ってもらったのです。
それぞれの筋トレの特徴は以下の通りです。

  1. 普通の筋トレ:1回の筋トレを6秒で行う。1セットは8〜12回。
  2. スロートレーニング:1回の筋トレを15秒で行う。1セットは8〜12回。ウェイトは伝統的な筋トレより軽くする。

結果、普通の筋トレグループは全体的な筋力がスロートレーニンググループよりも向上していました。

一方で、筋肉量と体脂肪率の変化については両グループに差は見られませんでした。
この結果から、スロートレーニングが明確に優れているとは言えません。

しかし、ここでポイントになるのがスロートレーニングの「安全性」です。
ゆっくりとした動作なので、筋肉や関節への負担が少なく、初心者や運動が苦手な方にも取り組みやすいのです。

では、ここで「腰痛」とこのスロートレーニングをどう結びつけるかというと、実は筋肉を適度に鍛えることが腰痛の予防や緩和に繋がるのです。

特に、体の中心部を支えるコアと呼ばれる筋肉群が鍛えられると、腰への負担が軽減され、腰痛を予防できます。

とは言え、いきなり難易度の高い筋トレを始めると、逆に体を痛めてしまうことも。

そこでオススメなのが、このスロートレーニングです。筋肉への負担が少なく、初心者でも無理なく始められるのが魅力です。

まるでカメとウサギの童話のように、スロートレーニングは「ゆっくりでも確実に」をモットーとしたトレーニング法。
カメのようにゆっくりとでも確実にゴールに向かって進むことで、ウサギのように速く走るだけが筋トレではないことを教えてくれます。

要は、急がば回れ、無理をせず、自分のペースで行うことが大切です。

筋トレの速度は、自分の身体と相談しながら適度な速度で行うことが最善の策です。

最後に、もし腰痛に悩んでいて、それが運動不足が原因だと自覚しているなら、このスロートレーニングを試してみてはいかがでしょうか。

ゆっくりとした動きで、しっかりと筋肉を使い、腰痛予防に努めてみてください。
ゆっくりとしたスピードで、でも確実に腰痛からの解放を目指しましょう。
あなたの健康が、ゆっくりとでも確実に向上することを願っています。

では、具体的にどのようなスロートレーニングが腰痛に効果的なのか、いくつかのエクササイズをご紹介しましょう。

  1. スクワット: スクワットは全身の筋肉を使うエクササイズで、特に腰回りの筋肉を効果的に鍛えられます。スロートレーニングで行う際は、ゆっくりと腰を落とす動きを15秒かけて行いましょう。立ち上がる動きも同様にゆっくりと15秒かけて行います。ヒジを軽く曲げて、全身の力を均等に使うことがポイントです。

  2. プランク: 腹筋を鍛えるエクササイズであるプランクも、スロートレーニングで行うことでより深い部分の筋肉を鍛えられます。特に体幹を鍛えることで、腰の負担を軽減することが可能です。プランクを行う際は、腹筋に力を入れて体を一直線に保つことが大切です。

  3. デッドリフト: バーベルやダンベルを使ったエクササイズですが、重量を軽くしてスロートレーニングに応用できます。腰痛予防には、背筋やハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)を鍛えることが重要です。デッドリフトはこれらの筋肉を効果的に鍛えられるエクササイズです。

  4. ブリッジ: 背中と腰、そしてお尻の筋肉を鍛えるエクササイズです。腰を持ち上げる動きをゆっくりと行うことで、深層の筋肉を鍛えることができます。

これらのエクササイズを行う際の注意点として、無理な負荷をかけず、自分のペースで行うことが大切です。
無理をすると筋肉を痛めてしまう可能性がありますので、自分の体調と相談しながら行ってください。

また、腰痛がひどい場合や、エクササイズ中に痛みを感じる場合は、無理をせず医師の意見を求めてください。
スロートレーニングは無理なく、自分のペースで筋力をつけるための方法です。
急速な結果を求めるのではなく、ゆっくりとしたペースで腰痛との闘いを続けていきましょう。

健康志向の皆さん、自分の体を大切に思うあなたたちへ。
スロートレーニングは、腰痛と上手に向き合い、その克服への一つの手段となり得ます。
急激な変化を求めず、自分の体と向き合い、ゆっくりとでも確実に健康な体を手に入れていきましょう。

腰痛からの解放、その第一歩はあなた自身の手にあります。

 
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