当院へお越しの方から質問があった「偏頭痛」に関してのお話をしようと思います。
偏頭痛というと、季節の変わり目や雨の日などに特に感じる方が多いです。
もちろん、それとは関係なく痛みを感じる方もいらっしゃいます。
このようにどのタイミングで頭痛がくるか分からないから怖いところでもありますね。
予防方法を知っておくことで、いざ頭痛が出たとしてもそれが軽症で済んだり、少しの時間休むだけで症状をすぐに無くすこともできます。
今回のお話のキーになるのが「ハチミツ」です。
このハチミツが実は痛みの緩和に繋がるという研究があるのでそれを紹介します。
今回は生理痛・頭痛に悩んでいる人を集めた研究になります。
この研究の結果は、ハチミツを食べた人たちの痛みのレベルが下がったそうです。
しかもそれだけでなく、この鎮痛効果は鎮痛作用のある薬を飲んだ時と同じくらいの効果を発揮したとのデータも出ました。
つまり、頭痛や生理痛、ひどい腰痛などがある方はハチミツを摂取するだけで痛みを抑えることができるということになります。
ではなぜこのような効果を発揮するのか?
それにはハチミツの中の成分が大きな影響を与えていたのです。
痛みはプロスタグランジンという物質が大きく関与しています。
このプロスタグランジンが生成されることで人の体は痛みを感じるようになるのです。
しかしハチミツにはこのプロスタグランジンの生成を抑える役割があります。
これにより体の中で起こる炎症を抑える事ができます。
とはいえ、どれくらいの量を摂取することがいいのか?
1日大さじ1杯程度でいいです。
生理痛や季節の変わり目などの2週間ほど前から飲み始めることで痛みの予防にもつながります。
ここまでをまとめると、
・ハチミツには鎮痛剤と同じ効果を期待できる
・2週間前くらいから大さじ1杯を摂る
となります。
ハチミツなら低価格で薬と違って体に対する負担も少ないので手を出しやすいと思います。
お問い合わせやご予約はこちらからもできます。
今回はこれで以上となりますが、今後も日常で役に立つ情報や体に関する知識を紹介していきます。
ですので、定期的にチェックしてみてくださいね!