毎日の生活の中で、やる気がでなくてどうしようもなくなるという経験がある方も多いのではないでしょうか?
確かに、職場などの環境や人間関係によって起こることもあります。
しかし、それ以外にも原因があります。
それは自律神経の乱れです。
自律神経失調症に関しては過去の記事でも紹介していますので、そちらもご覧になってみてください。(①、②)
そこで今回は、自律神経が乱れてるなと感じた時にセルフでできる改善方法を紹介していきます。
結論を先にいうと、自然と触れるということです。
そんな簡単なことで良いのかと驚くと思います。
では自然に触れるとはどういうことなのか。
例えば、自然の中を歩いたり、観葉植物を置いたり、自然の写真を見たりするということです。
これはアムステルダム自由大学というところの実験で判明した論文の内容になります。
この研究では、自律神経の変動を見る装置をつけた状態でストレスを与えた後に自然に触れさせて、自律神経の乱れが改善するかを見た研究になります。
結果は、緑が多く写っている写真、つまり木や葉っぱなどが写っていた写真を見た人たちの副交感神経が活発になったそうです。
副交感神経とは、リラックスする時に活発になる神経です。
それ以外にも、心拍数も低下してきて気持ちも落ち着くという結果になりました。
つまり、自律神経が乱れている時は自然に触れることで自然と自律神経が整うということになります。
しかし、注意点もあります。
ストレスを感じる前に自然に触れても効果がないというデータも出ています。
ですので、あくまでもストレスを感じた時に意識的に見るようにしてみましょう。
スマホやパソコンの待ち受け画面を自然の風景にするだけでも良いので、そこから始めてみても良いと思います。
今回はこれで以上になりますが、今後も日常生活で役に立つ情報や体についての知識を発信していきますので、定期的にチェックしてみてくださいね!
自律神経失調症の更に詳しい情報はこちらにも載せています。
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